国常立命の御神示により明治7年陽暦(6/18(陰暦5/5)秀司らを伴い、前川宅にかぐら面を受け取りに赴かれる。その夜、前川家の仏間にて神楽本勤めが勤められた。
いまのみちなんのみちやとをもている なにかわからんみちであれども 4-1
このさきハをふくハんみちがみへてある もふあこにあるこゝいきたなり 4-2
このひがらいつの事やとをもている 五月五日にたしかでゝくる 4-3
明治7年陽暦(6/18(陰暦5/5)前川家の仏間にて神楽本勤めが勤められた。
それよりもをかけはぢまるこれをみよ よるひるしれんよふになるぞや 4-4
たん/\と六月になる事ならば しよこまむりをするとをもへよ 4-5
それからハたん/\ふしんせきこんで なにかいそがし事になるなり 4-6
これからハ神の心ハにち/\に せきこみあるとをもいこそしれ 4-7
いかほどのをふせきこみあるとても くちでハなにもゆうでないぞや 4-8
だん /\ このさきハをふくみへくる人ゞを はやくしらしてをことをもゑど 4-9
だん/\とめつらし人がみへてある たれがめへにのこれがみゑんか 4-10
これからのあとなはなし山/\の みちをみていよめづらしきみち 4-11
をもしろやをふくの人があつまりて 天のあたゑとゆうてくるそや 4-12
にち/\にみにさハりつくまたきたか 神のまちかねこれをしらすに 4-13
だん/\とつとめにんぢうてがそろい これをあいつになにもでかける 4-14
にち/\に神の心はだん/\ と 上の心にはやくみせたら 4-15
上たるわなにもしらずにとふぢんを したがう心これがをかしい 4-16
にち/\に神の心のせきこみハ とふじんころりこれをまつなり 4-17
いまゝでのうしのさきみちをもてみよ 上たるところみなきをつけよ 4-18
これさいかみなみゑきたる事ならば せかいの心みないさみくる 4-19
なにゝてもせかいの心いさむなら 神の心もみないさむなり 4-20
けふの日ハいかなるみちとをもうかな めづらし事がみゑてくぞや 4-21
だん/\となにかの事もみへてくる いかなるみちもみなたのしめよ 4-22
にち/\によふきづとめのてがつけば 神のたのしゆみいかどの事 4-23
はや/\とつとめのにんぢうまちかねる そばな心わなにをふもうや 4-24
いかなるのやまいとゆうてないけれど みにさわりつく神のよふむき 4-25
よふむきもなにの事やら一寸しれん 神のをもわくやま/\の事 4-26
なにもかも神のをもハくなにゝても みなといたなら心いさむで 4-27
だん/\になにも神のをもハくときゝれば みのうちよりもすゝやかになる 4-28
またさきのよふきづとめをまちかねる なんの事ならかぐらつとめや 4-29
せかいぢうをふくの人であるけれど 神の心をしりたものなし 4-30
このたびハ神の心のしんぢつを なにかいさいをみなをしゑるで 4-31
なにゝても神一ちよをしりたなら からにまけそな事ハないぞや 4-32
このさきハからとにほんをすみやかに だん/\ハけるもよふばかりを 4-33
これさいかはやくわかりた事ならば 神のざんねんはれる事な 4-34
しんじつの神のざんねんはれたなら せかいの心みないさみでる 4-35
だん/\とせかいぢううをしんぢつに たすけるもよふばかりするぞや 4-36
そのゝちはやまずしなすによハらすに 心したいにいつまでもいよ 4-37
またさきハねんげんたちた事ならば としをよるめハさらにないぞや 4-38
いまゝでハなにの事でのしれなんだ これからさきハみなをしゑるで 4-39
いまゝてハなみなの心とうちなるの 心かをふいちがいなけれども 4-40
あすにちはなんでもたのみかけるでな 神のいぢよにつかねばならん 4-41
にち/\にみぬさハりつくとくしんせ 心ちがいを神がしらする 4-42
めへ/\のみのうちよりもしやんして 心さだめて神にもたれよ 4-43
なにゝも神のをもわくふかくある そばなるものハそれをしらすに 4-44
けふまでハなのよのみちもみへねども はやくみゑるでしやんさだめよ 4-45
このみちをはやくしらそとをもへども さとりがのふてこれがむつかし 4-46
たん/\とふでにしらしてあるけれど さとりがないのが神のざんねん 4-47
なにゝても神のゆう事さかときけ みなけゑめの心しだいや 4-48
しんぢつに心いさんでしやんして 神にもたれてよふきづとめを 4-49
このはなしなにの事やとをもうなよ こゑ一ぢよのはなしなるぞや 4-50
こへやとてなにがきくとハをもうなよ 心のまことしんぢつがきく 4-51
しんぢつの心みさだめついたなら いかなしゆこふもするとをもゑよ 4-52
しかときけよろづの事をみなをしゑ どこにへだてわさらにないぞや 4-53
どのよふなことろの人がでゝきても みないんねんのものであるから 4-54
にんけんをはじめたるやしきなり そのいんねんであまくたりたで 4-55
このさきハせかいぢうを一れつに たすけしゆごふをみなをしゑるで 4-56
だん/\とよるづのたすけをみなをしへ からとにほんをわけるばかりや 4-57
にち/\にからとにほんをわけるみち 神のせきこみこれが一ぢよ 4-58
このみちをはやくわけたる事ならば あとのよろづハ神のまゝなり 4-59
けふの日ハなにかまづらしはじめだし よろづいんねんまなついてくる 4-60
いんねんもをふくの人であるからに とこにへだてハあるとをもうな 4-61
このよふを初た神の事ならば せかい一れつみなわがこなり 4-62
いちれつのこともがかハいそれゆへに いろ/\心つくしきりなり 4-63
このこともなにもをしへてはや/\と 神の心のせきこみをみよ 4-64
だん/\とこどものしゆせまちはねる神のをもわくこればかりなり 4-65
こどもさいはやくをもていだしたなら からをにほんのぢいにするなり 4-66
しんぢつにこどもの心しかとせよ 神の心ハせくばかりやで 4-67
にち/\に神のせきこみこのなやみ はやくたすけるもよふしてくれ 4-68
うちなるハ上をふもていづみいる こわみないぞや神のうけやい 4-69
いまゝでとみちがかわりてあるほどに はやくせきこめをふくハんのみち 4-70
このみちハいつの事やとをもている はやくてゝみよもふいまの事 4-71
だん/\とふてにしらしてあるはどに はやく心にさとりとるよふ 4-72
これさいかはやくさとりがついたなら みのうちなやみすゞやかになる 4-73
つとめても初てをどりまたかぐら 一寸のほそみちつけてあれども 4-74
だん/\とくさがしこりてみちしれず はやくほんみちつけるもよふを 4-75
にち/\に心いさんでせきこめよ はやくほんみちつけた事なら 4-76
しんぢつにこのほんみちがついたなら すへハたのもしよふきづくめ 4-77
村かたハなをもたすけをせへている はやくしやんをしてくれるよふ 4-78
せかいぢふ神のたあにハみなわがこ 一れつハみなをやとをもゑよ 4-79
せかいぢふせきゝよとしてはちめかけ といてきかするきゝにいくなり 4-80
いかほどにゑたる事をゆうたとて もとをしらねばハかるめハなし 4-81
だん/\とない事ばかりゆうてをいて それでたならばこれがまことや 4-82
一れつに神にもたれるこのこども はやくをもていでるもよふせよ 4-83
しんぢつにをもてゞよふとをもうなら 心しづめてしんをたづねよ 4-84
このこどもしんぢつよりもむねのうち みさだめつけばいかなもよふも 4-85
にち/\に神の心のせきこめど こともの心わかりないので 4-86
こともでも一寸の人でハないからに をふくのむねがさらにハからん 4-87
いまゝではがくもんなんぞとゆうたとて みゑてない事さらにしろまい 4-88
このさきハみへてない事だん/\と よろづの事をみなといてをく 4-89
これからハこのよはじめてないつとめ だん/\をしへてをつけるなり 4-90
このつとめさいぢううのたすけみち をしでもものをゆハす事なり 4-91
にち/\につとめにんぢうしかとせよ 心しずめてはやくてをつけ 4-92
このつとめなにの事やとをもている せかいをさめてたすけばかりを 4-93
このみちがたしかにみゑた事ならば やまいのねゑわきれてしまうで 4-94
しんぢつの心しだいにいづかたも いかなしゆごふもせんとゆハんで 4-95
いまのみち神のせきこみうちなるハ あんぢないぞやしかとみていよ 4-96
これまでとみちがかわるとゆうてある 神ハごふた事ハゆハんで 4-97
このさきハ神の心のせきこみを くちでハどふむゆうにゆハれん 4-98
いかほどにむつかし事とゆふたとて とかすにいてハわかるめハなし 4-99
にち/\に神のをもわくだん/\と といてをくぞやこれきいてくれ 4-100
このみちハなにかむつかしめつらしい みちであるぞやたしかみていよ 4-101
このみちをとふりぬけたらそのさきハ からハのほんのぢいにしてある 4-102
からのぢをにほんぢいにしたならば これまつだいのいきどうふりなり 4-103
このよふを納も上天もかみ 上と神のとの心わけるで 4-104
だん/\とみゑん事をばゆてをいて さきでみゑたらこれが神やで 4-105
いかほどにみゑたる事をゆうたとて さきでみゑねばわかりあるまい 4-106
これからハせかいぢううのむののうち 上下ともにわけてみせるで 4-107
これをみよせかいもうちもへたてない むねのうちよりそふぢするぞや 4-108
このそうぢむつかし事であるけれど やまいとゆうわないとゆてをく 4-109
どのよふないたみなやみもでけものや ねつもくだりもみなほこりやで 4-110
このよふを初てからになにもかも 上ゑをしへた事ハあるまい 4-111
このたびハなにかよろづを上たるゑ しらしてをいた事であるなら 4-112
それからハなかにハしやんするもあろ みなよりよふてはなししたなら 4-113
そのなかにしんぢつ心たのもしい をもてしやんをするものもある 4-114
このみちを上ゑとふりた事ならば 神のぢうよふすぐにあらわす 4-115
このよふを初めた神のぢうよふを みせたる事ハさらにないので 4-116
なにゝてもしらんあいだハそのまゝや 神のぢうよふしらしたるなら 4-117
これきいてみな一れつはしやんせよ なにかよろつハ心しだいや 4-118
けふの日ハなにがみへるやないけれど 六月をみよみなでかけるで 4-119
いまゝでハ高い山やとゆうている たにそこにてハしけんばかりを 4-120
これからわ高山にてもたにそこも もとはじまりをゆうてきかする 4-121
このよふのはぢまりだしハとろもうみ そのなかよりもどちよばかりや 4-122
このどぢよなにの事やとをもている これにんげんのたねであるそや 4-123
このものを神がひきあけくてしもて だん/\しゆごふにんけんとなし 4-124
それよりも神のしゆことゆふものわ なみたいていな事でなぞや 4-125
このはなし一寸の事やとをもうなよ せかい一れつたすけたいから 4-126
にち/\に神の心のしんぢつわ ふかいをもわくあるとをもへよ 4-127
いまゝでハにほんがからにしたごふて まゝにしられた神のざんねん 4-128
このかやし神のはたらきこれをみよ いかなものでもまねはわでけまい 4-129
いかほどのごふてきたるとゆうたとて 神がしりぞくこれかないまい 4-130
なにゝてもみな一れつハこのどふり 神がぢうよふするとをもゑよ 4-131
しやんせよハかいとしよりよハきでも 心しだいにいかなぢゆよふ 4-132
いまゝでもをなぢくらしていたるとも 神のぢうよふしりたものなし 4-133
これからハよろづの事をみなとくで 心ぢがいのないようにせよ 4-134
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